「緑の募金」運動は、戦後の荒廃した国土の復興を植木によって実現していこうと昭和25年に緑の羽根をシンボルに国民運動として「緑の羽根募金」がスタートし、さらに広がりのあるものとして継承・発展してきたものです。
 21世紀を目前にして、社会が高度に成熟してくると、森林や緑に対する国民意識は一段と高まり、平成7年に「緑の募金による森林整備等の推進に関する法律(緑の募金法)」が制定され、「緑の羽根募金」は「緑の募金」として生まれ変わり、21世紀のボランティアによる森林づくりが、新たにスタートをきりました。

緑の羽根と緑の募金の歩み

1947(昭和22)年森林愛護連盟の結成
1950(昭和25)年国土緑化推進委員会の結成。これに呼応して、24県で緑化推進委員会を結成。
緑化運動史上初の試みとして、東京都をはじめとする20都道府県で緑の羽根募金運動を開始。
第1回全国植樹祭を開催。天皇皇后両陛下は、「緑の羽根」を胸につけられてご臨席
1953(昭和28)年緑の羽根募金が1億円を達成。
1968(昭和43)年緑の羽根募金が2億円を達成
1977(昭和52)年第1回全国育樹祭を開催
1980(昭和55)年緑の羽根募金が5億円を達成。
1985(昭和60)年21世紀の森林づくり委員会が「21世紀へ-国民参加の森林づくりを」を提言。
1989(平成元)年国民の祝日として「みどりの日」(毎年4月29日)を制定。毎年4月23日~29日を「みどりの週間」とすることに閣議了解。
1995(平成7)年「緑の募金による森林整備等の推進に関する法律」(緑の募金法)制定。
1996(平成8)年緑の募金のシンボルマークを公募選定
緑の羽根募金を「緑の募金」として開始
2004(平成16)年「緑の募金法」制定10周年記念イベント、運動の展開
2007(平成18)年毎年4月
15日~5月14日までの期間を「緑の月間」とすることに閣議決定。「みどりの週間」は廃止
2007(平成18)年「緑の募金法」一部改正

ここより下は募金の推移のグラフ作成のための資料を頂きます。