北勢地域

北勢地域の木を紹介

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関神社お旅所のトウカエデ

この御旅所広場には2本の古いカエデがある。東側は幹周囲262cm、樹高18mのトウカエデと、西側には地上1mの幹周囲255cmのイロハモミジ。このトウカエデは、私の調査では県内1位の太さ。イロハモミジも県内有数の太さであ […]

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関神社のウラジロガシ

関神社入口石段右の石垣上には幹周囲325cm、樹高12.5mのウラジロガシがあり、前の広場に傾いて伸びる。よく似たシラカシは各地に太い木はあるが、ウラジロガシの巨木があるのは珍しく、人の生活圏では、関神社のウラジロガシが […]

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野村一里塚のムクノキ

一里塚とは江戸時代、幕府が江戸日本橋を起点として、旅人の道標・休憩所として街道筋の一里毎に直径約10m程の塚(小山)をつくり、塚の上には木を植えるなどして配置されたもの。この塚に何を植えるか、三代将軍家光に伺いをたてたと […]

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宗英寺のイチョウ

宗英寺山門横のイチョウは昭和12年(1937)に県指定天然記念物。県内最大のイチョウで、幹周囲805cm、樹高23mの雌株。このイチョウ(公孫樹)は古いだけあって、亀山城主 板倉勝澄の一代記の大塚雅春著『五重の塔』の“公 […]

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亀山公園のアラカシ

かつての亀山城本丸御殿北側の池向かい斜面には、三重県最大ではないかと思われる幹周囲240cm、樹高8.5mのアラカシがある。伊勢平野では、弥生時代に栄えたイチイガシを伐った後はアラカシが繁茂したという。今、県内でカシとい […]

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白子子安観音のトトロの木

白子子安観音境内の中には第一さくら幼稚園がある。この幼稚園事務室と保育室の間の隙間には、幹が中空になった太いタブノキがある。幹周囲541cm、樹高11.5m、高さ2mのところで2幹になっている。このタブノキの幹は地際が太 […]

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地蔵の大松

仏教伝来のあと、崇仏派の蘇我馬子(そがのうまこ)と排仏派の物部守屋(もののべもりや)の間でするどい対立があった。この争いは皇位継承まで巻き込んだが、この「蘇我・物部の決戦」は用命2年(587)、崇仏派 の蘇我氏が勝利して […]

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長太の大クス

「長太(なご)の大クス」は昭和38年三重県指定天然記念物。平成元年には「新みえ名木十選」にも選ばれた。今、その大きさは幹周囲932cm、樹高28m。古い昔、ここに延喜式内社の大木神社があった。今、この巨木は水田の中の平野 […]

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鞠鹿野のユーカリ

石薬師町内の鞠鹿野地区は、三重県の庭木生産の発祥の地でもあった。大正10年頃、ここに住んだ伊藤裕二郎さんのもとに、アメリカから郵便封筒で、トマトやセロリ-の種と共にユ-カリの種が送られてきた。送り主はロサンゼルスに住む奥 […]

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庄内小学校のユリノキ

昭和7年(1932)、県では アメリカ移民を記念して、北アメリカ産のユリノキの苗木をつくり、配布していた。庄内小学校では講堂建築が決まり、これを記念してこのユリノキを記念植樹した。この苗木を届けたのは地元選出の県議・佐藤 […]

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