伊賀地域
延寿院のシダレザクラ

境内入り口付近に、昭和37年に名張市の天然記念物になった「延寿院のシダレザクラ」がある。幹周囲370cm、樹高6m、地元では樹齢350年としてる。 最近樹勢回復の土壌改良工事やの樹幹手術が行われ、焼杭と紐で柵が設けられた […]

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丈六・八幡神社のケヤキ

八幡神社は、かつての丈六村の氏神であった。『神社明細帳』によると、正和3年(1314)に京都の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の神興(しんよ)を買求め、観応元年(1350)に鎮座したという。 天正伊賀乱の放火に遭う […]

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龍性院のコウヨウザン

伊賀地方南部にはコウヨウザンが多く植えられている。真言宗豊山派の寺には特に太い木があるが、本山の長谷寺にはこの木はないので、単に佛教伝来にちなむ中国産の木として植えられているのかもしれない。龍性院のコウヨウザンは本堂前で […]

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宝厳寺の紅梅

宝厳寺の本堂前広場で、庫裏玄関前には樹齢300年と地元でいわれる紅梅がある。その大きさは地上20cmの位置の幹周囲が202cm、樹高5.5m。濃い赤いウメの花をつける。 ウメは神社や寺で、菅原道真にかかる縁起のほか、高貴 […]

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天照寺のアスナロ

天照寺本堂から裏の墓地への上り小道にはアスナロの並木道。私が昭和56年3月号の林業PR誌『三重の林業』で紹介したときは8本あったが、今は4本になった。今、最大のアスナロは幹周囲212cm、樹高15m。5年前に伐採された切 […]

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兼好塚のオオツクバネガシ

吉田兼好(よしだ けんこう)は、鎌倉時代から南北朝時代の随筆家・歌人、兼好法師(けんこうほうし)とも呼ばれる。本名は卜部兼好(うらべ かねよし)。兼好の父は京都の吉田神社の神職であった。後宇多上皇の北面の武士として仕える […]

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塚原のエノキ

塚原古墳のあったところに太いエノキがあり、幹周囲512cm、樹高14m、枝張り25m。地際より多幹になった木である。この木の根元の石碑には南無法連華と彫られる。 エノキは赤褐色の実を秋に多くつける。これは鳥の好物で、食べ […]

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林渓寺のトキワレンゲ

レンゲは中国南部原産。花に芳香があって、茶、薬用あるいはかんざしに用い、東南アジアで広く栽培される。樹高3m前後の常緑低木。九州以北では温室に栽培するとある。 このトキワレンゲが奥馬野の露地で、およそ90年も越冬してきた […]

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かえで橋の楓

旧関町から旧大山田村へ越える峠は蝙蝠(こうもり)峠という。この峠より大山田村側に1kmほど下がると、子延川に「かえで橋」が架かる。旧道でも「かえで橋」といった。それほどこの橋の近くには、橋の名になる名物のイロハモミジがあ […]

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河合小学校のセンダン

明治22年(1889)に8村が合併して、河合村が発足した。小学校の名はこの時の村名。今の地に小学校が移ったのは明治41年だった。この時、校庭には色々な木が記念植樹された。近くの金台寺からは、2本のセンダンが、青年団の出会 […]

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